天然姫様と秘密の王子様
遥早side
「遥早。ちょっと1人で行っててくれる?」
「え、なんで?」
「呼び出しくらった」
校門を抜けて、玄関に向かっていると舞花にそう言われた
なんでちゃんとしている舞花が呼び出されるのよ(怒
「私もわかんないから行ってくるね?」
「うん。」
「あ、前向いて歩いてね!?」
「んむぅ…分かってるよ」
そこまでドジじゃない、そう付け加えて言った
そんな私を見て笑い、舞花は走って行った…
私も行こ。
見送りながら私は1人で歩き始めた…