天然姫様と秘密の王子様
「いったぁ(泣)」
誰かが俺の背中にぶつかってきた
普通、こんな広いところでぶつかるか?
よっぽどじゃないと、無理だぞ??
「大丈夫?^^」
俺は、座り込んでいる人に目をやった
…って、桜と一緒にいた奴じゃん
良く見ると可愛い奴なんだ。
結構、タイプかも。
て、それより怪我してるな
「あっうん。ごめんなさい;;」
「怪我してるし、保健室行こう?」
「えっ!?でも・・・」
「へーきへいき♪」
俺は何を言っているんだ??
バレたくないと思いながらも、口が勝手に動いていた。