天然姫様と秘密の王子様




巧side



ほんっと…何してんだよ、だよな。


でもあんな…カワイイ顔見せられたら我慢出来ないぞ??



俺だったから良かったものの…





「はぁ…」





何してんだ、俺



あんな奴…あんな奴なんかどうでもいいのに。




自分が分からなくなってきた


これから知らないふりして話すにも無理があるけど

するしかないんだよな




俺は、保健室を出て、職員室に向かった――⋯




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