天然姫様と秘密の王子様




遥早side



「う~ん…屋上にたどりつかないよぉ;;」



私は今5階にいるんだけど。

只今、迷子中


ここ、広すぎだからぁ!


叫んでみても、壁が答えてくれるわけない。





…誰かに聞くかw


そこにいた男の子に聞いてみた。





「すみません、屋上ってどう行きますか?」


「え?ここの廊下の2つ目のつきあたりで、そこの階段のぼればつきますよ^^」


「そうですか。ありがとう^^」




そう微笑むと、なぜかその人は顔を赤らめる。


変なの~




まぁいいや。

もうすぐだったんだぁ。


早く行こうっと♪





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