天然姫様と秘密の王子様




「…そう?ならいいんだけど。」



「ごめんね」



なんか納得いかない顔で私を見る


ちゃんと言え、って言ってるようで。




ホントは舞花にだけは嘘付きたくなかった。


親友だもん。




でもさ、ここで本当のこと言ったら、どうなるかわかんないし。


私と柳城くんだけの秘密




それに、たいしたことじゃないしね



私は授業の準備を始めた…




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