You Love...
誰と同じクラスだろう、とか
北小の人どんな人かな、とか
色々話しながら行った。





+






中学校に着いたはいいけど
誰もいなかった。





「さすがに早かったかな。」
「まぁねー。40分前だし。」
「ここで待ってていいのかな・・?」





分からないことだらけで
あたしたちはその場に立ち尽くしていた。





そしたらちょうど女の先生が通り過ぎて
「そこで待ってていいのよ。」
って言ってくれた。





「よかったね、あの先生がいて。」
「だね。」





「-----あっ、北小の人じゃない?」





萌が指差した先には
見たことない人がいた。
男子だったけど。





「ホントだぁー。」





とりあえず気づかない振りをした。
なんとなく気まずかったから。

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