You Love...
いつの間にか先生が来ていたようで




教卓のところに立っていた。




「やば、じゃね。」




「うん。」




菜子はそう言って自分の席に戻っていった。




「1-4担任の、山中と言います。よろしく。」




先生の軽い自己紹介が終わったあと、
体育館へ入場するからと出席番号順で並んだ。




あたしの隣の人は背が高かった。




あたしたちは4組で、一番最後に入場することになった。




その順番を待っていると、後ろの子が話しかけてきた。
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