君の隣に~ヤンキーの娘の恋物語~
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「先生ー」
「なんだ川嶋」
「しんどいし保健室行ってくる。」
「確かに顔色悪いな。休んでこい。」
「はーい」
今朝からどうも体調がすぐれない。
授業をぬけて、保健室へ向かった。
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ガラッ
「小林っちー」
「あら、川嶋さん。」
扉を開けると、優しい顔の小林っちがいた。
「しんどいしベッドで寝かして~」
「顔色悪いわね。風邪かしら。」
そう言って、うちのでこに手をあてた。
「熱は…微妙ね。とりあえず横になってなさい。」
「はーい。」
うちは綺麗にしてある保健室のベッドに横になった。