君の隣に~ヤンキーの娘の恋物語~









  由姫side









どのくらい眠っていたのだろう。







夢の中のうちは、笑っていた。




凄く、幸せそうで、まるで他人だった。








ふと、目を開けた。




冴えない頭で、今何時だろうとか、お腹すいたとか、いろいろ考える。






とりあえず布団から出ようと顔を出した。










「あ、起きた」









……へ?








「!!」








声がした隣のベッドを見ると、目を見開く人物がいた。














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