蒼い太陽
「ふふ、一応族長なのよ?これでもね。リリって呼んでね。さ、座って。朝食にしましょう。」


と言ってフィリシアの手をひき、自分の座る椅子のすぐ隣に導いた。


ダリアはフィリシアの斜め前に座る。


目の前にはアヤトが座っていた。


フィリシアに嫌な緊張が走る。


目が合うと、嫌悪の瞳で睨んだ後、すぐにそらされてしまった。


朝から少し気分が憂鬱になってしまったが、目の前に広がる豪華な食事には感激した。


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