蒼い太陽
「ここは大広間だ。任務を果たした剣士や魔術師達から報告を聞いたり、皆に報告をしたり…まぁそんなところだ。


あれはなんだと思う?」


レガートが指を指す。


その方向には噴水があり、轟々と水飛沫をあげている。


噴水の中央には…透明な水晶で出来た4体のヒトの像が水飛沫を浴びて神秘的な光を放っていた。


「…あれは?」


その美しい像に魅了されながら、尋ねた。


「あれはこのセフィアの初代の長達の像だ。中々美しいだろう?」


にっこりて笑ながらレガートはさらに奥へと歩みを進める。


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