蒼い太陽
突然、背中に暖かい温もりが感じられた。


「さ、ついて行きなさい。私はダリアの様子を見てくるわ。心配いらないわよ。またあとでね。」


ふわっとフィリシアの背中から手を放し、リリは金の髪をなびかせながら大広間を後にした。


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