蒼い太陽
「アヤトの一族はね、月族との領土の境目に近い所で暮らしていたんだ。


だから月族とは昔から仲が良かった。


アヤト自身も同じ歳くらいの月族の子達とよく遊んでいたんだ。


月族が嫌い…というより、月族に不信感を抱くようになったのは、ある出来事がきっかけなんだ。」


「月族が…闇族に襲撃されたときですか?」


やはり、あの時のことが原因なのだとフィリシアは確信した。


< 133 / 352 >

この作品をシェア

pagetop