蒼い太陽
「…フィリシア、どうなっても良い存在の人などいない。辛いことがあったら、ダリアもいる。


誰かに頼りなさい。もちろん、私でも大歓迎だがね。」


レガートは、とても優しい顔をしていた。


「…はい。」


そんなレガートを見て、フィリシアは素直に嬉しかった。


「さて、私もそろそろ仕事にかかるか。私だけ遊んでいるわけにはいかないしね。」


にこっと笑ってレガートは立ち上がった。


「レガート。私はここで何をすれば良いのでしょうか?ここに置いてもらう以上、何もしないでいるのは納得できない。」


< 138 / 352 >

この作品をシェア

pagetop