蒼い太陽
「君の好きなように動けばよい。


アヤト達に混ざって魔物を排除しても良いし、作物を作ってくれている人々に混ざって実りを実感するも良し。」


振り向き様にそう言い残すと、レガートは仕事場へと去っていった。


「…私の好きなように…」


一人残されたフィリシアが呟いた言葉は、静寂に飲まれていった。


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