蒼い太陽
「え?なに……」


好き?? なに? どういうことを言うの??


何故か真っ赤になる自分を感じながら、フィリシアはどぎまぎしていた。


「ほら、真っ赤じゃない。好きな証拠よ。」


きっぱりとダリアは言い切った。


「二人を見てるとね、微笑ましかったの。


アヤトがあんなに優しい顔で笑うなんて、初めて見たわ。


フィリシアのおかげね。」

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