蒼い太陽
「…?」


フィリシアはミシャの意図がわからず、ただ見つめていた。


ミシャは闇の気配を辺り一面に広げたあと、黒水晶を耳に戻した。


ミシャにいつもの太陽族の気配が戻る。


瞳も元通りの碧にもどった。


「アヤトは私がもらうわ。

またね、フィリシア。」


にっこりと微笑むと、ミシャは去っていった。



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