蒼い太陽
ミシャ…


フィリシアはあのミシャとの出来事を思い出していた。


信じたくないが、現実に起きた事だった。


「…」


フィリシアは眉間にしわをよせ、悲しそうな表情を見せた。






「―――急に起きあがるな。満足に動けないくせに。」


ふと、そんなフィリシアのすぐ近くから低い凛とした声が聞こえた。






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