蒼い太陽
「うっあ…痛そう…この傷どうしたの?」


「…瓦礫が飛んできた。」

「瓦礫!?瓦礫が飛ぶほど何してたの?」


父様大丈夫かしらと漏らすダリアにアヤトはギクッとするのが自分でもわかった。


ダリアはアヤトの肩に手をかざした。


「…ゼオがこの城に現れたんだよ。」


横からユウが静かにそう伝えた。


「ゼオ…闇族の長…さっきの衝撃はそのせいなのね。どうやって結界をやぶったの?」
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