蒼い太陽
「はい。治ったわよ。ったく、仕事増えるからあんまり怪我しないでよね。」


ダリアはバンッとアヤトの肩を叩いた。


うっすらと赤くなるくらい。


「傷を治すくらい良いだろ。ユウの傷なら喜んで治すくせに。」


叩かれた肩をさすりながらダリアをからかうと真っ赤になってそんなことないわよ!と反論した。


当のユウは、ん?と返すだけだった。



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