コンビニ
日曜日の夜。憂鬱。明日から会社があるせいだろうか、必ず憂鬱になる。アパートに1人でいると、俺は君の事が余計頭を離れなくなる。

恋は苦手だ。話すのも上手くない。今、俺は君に会ったところで、何も言えずに終わるだろう。ただ、それでもいい。俺は君にもう一度会いたい。

土日は暇だったんだ。コンビニへ行く事も出来た。ただ、怖かったんだ。君がいなかったら、余計に寂しくなる事が。

一方的な片想い。俺からすれば、君は大きな存在。君からすれば、俺は単なる客の1人。タバコと缶ビールとおにぎりを買った客。君にとって俺はそれだけの存在。それが現実。

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