最強ミックスフルーツ
また休みがちの理輝だった。

次に来たのは一週間後だった。


会いたい


毎日恋心が募って行く・・・・・
こんな気持ちは今まで知らなかった。


教室に入って来た理輝に
黄色い歓声が聞こえた。

久しぶりにしかこない王子さまを
女子は心待ちにしている。

確かにみてるだけでも
充分だった。

私も友達がいたら一緒にそんな
声をあげてるに違いない。



「おはよ。」


無視・・・・か・・・


いつものように理輝は
机に突っ伏した。



もっと近づきたい・・・・
ナイフのような理輝に

私はどんどん惹かれて行く。
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