最強ミックスフルーツ
「うっせーな~」

私以外の声がした。



「え・・・?」


「いるよ、ここに~~~」



懐中電灯を360度回転させるけど
理輝の姿は見えない。


「どこ?よかった~~~
もう一人でもどんの怖かったし…
どこよ~?」


いきなり懐中電灯が引っ張られて
そこに理輝の顔が浮かび上がった。



「うわ!!
理……理輝………」
涙があふれてきた。


「心配したんだよ。
みんなすごく心配してた。」


「うわ…マジ?
怒られるな~じっちゃん騒ぎでかく
しちゃったんだな~」



「携帯は?」


「充電切れ~」


「バカア……心配したんだから……」
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