最強ミックスフルーツ
「うわ!!林檎ちゃんだ!!」


「もう!!意地悪だな!!
私はすぐ赤くなるんだから!!」


「おまえはさ
きっと嘘つかないな~
っていうかつけないのかも?」


「嘘?つくよ~」


「だってほっぺが教えてくれる。」



理輝が私の熱く火照った
頬を冷たい手で挟んだ。


「うわ~あちちっち!!」
大げさに手を振った。


「意地悪!!」


理輝の手を掴んだ。


「俺が林檎の頬を赤くさせるから。」


「や…なに…もう…」

私は照れて照れてもう頭から
湯気が出そうだった。


恥ずかしくなってあわてて
理輝の手を離した。


「おまえは俺のもの。」
理輝はそう言った。


そして私の真っ赤な頬にキスをした。
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