最強ミックスフルーツ
HARUHIにそっくりな少女が
近づいてきた。


きれい・・・・


そばで見ると迫力があった。


いい匂いがした。


麻妃は私など目に入らないように
私をはさんで二人と会話を始めた。



「大変だったな。」


「うん、やっと落ち着いた・・・。
今はまた騒がれてるけど・・・。
理輝はやっぱ来てないのね。」



「あいつのとこは今大変だろ。」


「理輝ったらメールしても
帰ってこないのよ。」



「あいつにそういうの期待しても
無理だろ。」
つよピーが笑った。


「会いたくて・・・・
どうしているのか知りたいのに。」


「あいつはそっとしてんのがいいよ。」
そう言いながら二人は席についた。


「全部おねえちゃんのせい。
あいつが死んでくれてよかった。」
麻妃は小さくつぶやいた。


美しい顔から飛び出した
恐ろしい言葉にぞっとした。
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