最強ミックスフルーツ
次の日、学校の地下鉄駅の改札で
理輝が待っていた。


「あれ?どうしたの?」


「驚いた?」


「うん。」

たまらんってかおでにこにこ笑う。


「驚かせたかったから。」


「ん~子供みたい。」

理輝が私の手をとった。



「ね、まずいわ。学校は……
私の立場になって。」


「いいさ、もう噂のネタだから。」



「そうだけど・・・・・」


「行こう。 
俺が守るっていったろ 」




まっすぐ前を見て歩く
理輝が眩しかった。



                                 




                                                                                                                                      
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