最強ミックスフルーツ
「熱はないみたいだね。
顔が真っ赤だね…つらい?
帰る?」

優しい語りかけが嬉しい。


「はい・・・・」
逃げだす私。


「じゃあ、そうしよう。
おうちの人迎えに来てくれる?」


「いいえ、一人で帰れます。」
ベットの中で制服を整えた。


その時、バタンとドアが開いた。


「あら、授業どうしたの?」


「自習だから。
林田、大丈夫ですか?」
理輝の声だった。


「うん、でも早退するって言うから
帰らせるわ。
林田さんの荷物持ってきてくれる?」


心配してくれたんだ
そう思うと嬉しかった。




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