最強ミックスフルーツ
理輝の様子に打ちのめされた。


やっぱり春妃を引きずってる…


でも・・・

でも・・・


私は理輝を愛してる。


理輝はほんとに私を必要としてる?


怒りが込み上げてきた。



足元に飛んできたクッションを手にして
私は思いっきり
理輝の背中に向けて
叩きつけた。



「理輝だって
うちを見てないじゃない!?
わかんないよ。
なんでうちと一緒にいるの?
利用してんでしょ?
何も言ってくれないから・・・
理輝のことわかんなくなる。」



私はカバンを持って
理輝の家を飛び出した。


「もうダメ・・・・・」

心がそう叫んだ。
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