最強ミックスフルーツ
「心配だったからさ…
このまま戻ってこなかったらって…」


「大丈夫よ。
だってもう家もないし。」


「そうだけどさ、
心をここに置いて来たらイヤかなって
俺って結構心配性なんだ。」



「そうか…。でもありがとう。」
嬉しくなった。
心配してくれる人がいるって。


「さっきもお参りしたけど…」
そう言って私の横に座った。


「北澤です。
林檎さんは大丈夫です。
俺も守るから心配しないでください。」

友情の言葉なのにドキドキした。


「林檎さんの最強な笑顔に
癒されてました。
最近笑顔がなくて心配してたから
おかあさんに会いに来たら
元気になりますよね。」


「うん、大丈夫よ。
元気になった!!」


「そっか?よかった。」

つよピーが立ち上がって微笑んだ
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