最強ミックスフルーツ
「ひさしぶりだね。」


「は?何気取ってんの?
みんな心配したんだぞ。」



「ごめんね。
挨拶していく時間も悲しんでる余裕も
なくて・・・・祖父のところで
暮らすことになってさ。」



「なんで何も言わない?
電話くれればよかっただろ?
入学式におまえがいなくて
みんなスゲー心配して大変だった。」



「心配してくれたの?」


「あたりまえだろ?
みんなおまえのこと大好きだった。
高校も一緒だって思い込んでたから
みんなショックだったんだ。」


翔が怒る気持ちも最もだ。


「なんかみんなの顔をみたら
ここにいたいって
思って前に進めなそうだったから…」



つよピーが
「先、乗ってんな。」


そう言って車に乗り込んだ。
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