最強ミックスフルーツ
「麻妃、出かける時間には
間に合わせるからちょっと帰って。」


麻妃は私を鬼のような顔で
睨みつけた。


「理輝はおねえちゃんを
忘れられるわけないわ。
あんたなんて、ただのめずらしい
ペットだから、いい気にならないでね。」


そう怒鳴って
部屋から飛び出して行った。




「あ・・・ごめん・・・・
うち・・・こんなことして・・・
なんか用事あったんだね。
すぐ帰るから・・・・」

麻妃の言葉にかなりしょげた。


珍しいペット


だって春妃と私は全然違うもん



もしかしたら・・・・
そうなのかもしれない・・・



「今日さ・・・
納骨なんだ。春妃の・・・・・」


理輝が言った。



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