最強ミックスフルーツ
理輝の手がTシャツの中に入り込んだ。


「やめてって!!」


理輝は無視してTシャツを脱がしにかかる。



男の力ってすごい・・・・
いくら抵抗したって・・・・
かなわない・・・


ある意味いずれはそうなっても
いいって思っている。


好きな人に初めてを捧げるのは
女の子の夢だから


でも今の理輝は違う。



「理輝!!やめてって!!
こんな形でするのは嫌だ!!」


私は理輝が一瞬掴んでいた手の
力を抜いたすきに
勢いつけて立ち上がった。



「はぁ・・・はぁ・・・」

Tシャツを慌てて下して
髪の毛を押さえた。


「あははは~~~~」
理輝がけたたましく笑いだした。


私は理輝を茫然と見ていた。
< 285 / 430 >

この作品をシェア

pagetop