最強ミックスフルーツ
三人はギクシャクしてしまった。


一番困ってるのは
まーくんだった。


どっちにもつけず
お手上げ状態だった。


「リンゴちゃん、この状況はいかに?」


「ごめんね、うちのせいで…
こんなことになるなんて……」



「つよピーはさ、林檎って呼んだよね。
それって友情から一歩踏み出したって
ことなのかな。
だから理輝にあんなに腹が立つのか。」



「うちのこと心配してくれた。
うちも理輝とのことや
イジメのことで、つよピーの前で
泣いちゃったの。」



「そうか。
あいつ、リンゴちゃんの
魅力にやられちゃったんだな。」



「そんな・・・」
言葉に詰まった。



「うちみたいなサル・・・・
こんなこと・・・・
こんな風にしちゃダメだよ。」

困惑した。
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