最強ミックスフルーツ
勇気を・・・・

私は自分の胸をトントン叩いた。

理輝のバイクが隠れている
空き地へと先回りした。


今日こそ・・・・
勇気を出そう・・・・・・



理輝はまだ来ないだろう。



私は理輝のバイクを見つめた。



一緒に風をきったのは
ついこの間のことだった。



次に乗れるのは
いつなんだろうか・・・・









「好きよ、理輝・・・・・
苦しくて押しつぶされそうだけど
あんたを求めてる。
強くなって
本当の私を必要としてもらいたい。」
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