最強ミックスフルーツ
目をゴシゴシと力いっぱいふいた。

徹との再会が
私をまた変えたような気がする。


なつかしくて
たのしくて
美しい風景が広がる
宝物を・・・・胸の奥にしまった。



カサッ・・・・



草を踏む音がして

振りかえった。



「ん?誰もいな・・・いね・・・・」




スニーカーのヒモをぎゅっと縛った。



もう一度
髪の毛を束ね直した。



「かえろう・・・・」




私は家に向かって走って帰ることにした。


「陸上でもするか・・・」
つぶやきながら・・・・・。
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