最強ミックスフルーツ
初めての会議に理輝と出席した。


距離はあるけれど
嬉しかった。


二人で話すことがたくさんできた。
理輝が真剣な様子が嬉しい


きっとこんなことから
立ち直れるのかもしれない
だったら私は一生懸命サポートしなきゃ~


昔、行事の中心に何度かたっていた。
積極的に参加する熱い私だった。



「ね、みんなでTシャツとか
作ったらどうだろう?
団結力が出るような気がするんだ。」


「いい考えかもね。」



「キャプテンたちとも
話合いしてデザインを考えて・・・」


理輝は私の顔を見て笑った。


「なに?」


「生き生きしてるぞ~」

頬が真っ赤になった。


「うん、うち
こういうの実は好きだったりして~」


「そうなんだ。
俺の知らない林檎がたくさんいる。」
理輝はそう言って
戻ってきた
まーくんのところに行ってしまった。
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