最強ミックスフルーツ
そんなある日
春妃からメールが来て
ロケ先に来ているから会ってほしいと
言ってきた。


「ヒロおじさま、ごめんなさい。
突然来ておどろいたでしょ?」


「どうしたんだい?
驚いたよ。」


「ごめんなさい。」


「いいよ、座って。
何かあったのかな?」



「いえ・・・とうとう歌手に・・・
夢がかなうと思ったら
落ち着かないの。
私の歌が聞いてみたら
みんなの心に響かなかったらとか
ずっと夢で見るの。
絶望的な夢ばっかり・・・・・」



「そうか、いやそうだろう。
きんちょうするよな。」



「怖いの・・・・
夢がかなうのか
壊れるのか・・・・」



春妃の声が震えた。
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