最強ミックスフルーツ
春妃は俺が感心するくらい
役になりきって行く。


俺と絡むのはあまり多くはなかったが
手を握ったり
顔を寄せたり
キスはさすがに寸止めだったが


春妃と昔好きだった
叶絵がクロスする・・・・・


年上の男に
片想いをしている女性の詩だった。


年上の男は
そんな女性にドキドキしながら
距離間を必死にたもっている。


彼女の気持ちに気づきながら
受け入れられない


そんな内容だった。


「春妃は女優もいいかもね。」
俺がそう言うと

「相手がおじさまだったからよ。」
と、笑った。


「さすがに俺は役者だけども
やりづらかったよ。
とくに敏夫は怒るだろうな~」


「秘密にしておいて。
うるさいから~~
これから編集して私の歌ってる
シーンをとるから
まだまだこれはパパの目には
ふれないから安心して。」

悪戯っぽく笑う春妃だった。


そうこのPVはまだ公にならない前に
春妃は旅立つ・・・・・
それが偶然だったのか
それとも・・・・・・
俺は今も模索し続けている。
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