最強ミックスフルーツ
「うちは、理輝の一番でいたい。」


そう私は理輝に言った。

だから私は、一番に想ってもらえるように
自分自身を磨かなければいけない。


勉強にスポーツに
全てにおいて全力投球で行こう。


理輝がハラハラするくらい
理輝の中では輝いていたい。
田舎くさいけど
サルみたいだけど・・・

春妃より全然落ちるけど・・・・



それでも今この瞬間一番でいたい。



「林檎~」
つよピーが手を振っていた。


「どうしたの?」



「うん~実はさ、俺留学するんだ。
アメリカに~」



「アメリカ?どうして?」



「医学の勉強をして向こうの
先進医療に触れてきたいんだ。」




「いついくの?」
私は急に寂しい気持ちになった。



「冬休みと同時にさ。」



「え、もう一週間きったじゃん?
なんで突然すぎるよ。」



「みんなに言うと寂しいからさ。
明日からもう学校には来ないよ。」

つよピーはピースサインをした。



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