最強ミックスフルーツ
ドキドキドキ・・・・・


ジュースを手に慌てて
レジへ走った。


きっとまたほっぺ真っ赤なんだ・・・



売店を出たとこで
イケメンにジュースの袋を引っ張られた。


「何・・・・!?」


「そんなに逃げなくても
林檎ちゃん。」



「急いでるから…」



イケメンは私の顔を覗き込んだ。


なんてきれいな顔だろう…
切れ長の目
高い鼻
ちょうどいい小麦色の肌


まるでテレビのアイドルみたい。



ついつい見とれて目が合った。



イケメンはニッコリ微笑んだ。


私はいままで知らなかった
恋の予感を感じた。
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