最強ミックスフルーツ
「おはよう!!」

地下鉄の出口でつよピーに会った。

「無事に来れたみたいだな。」

「うん、なんとかね~。」


振り向いて女子生徒が
キャーキャー言う。


「うちと歩いてたら
まずいんじゃない?」


「俺は全然~かえって
リンゴちゃんの方がまずいかな~」

そう言って朝から
さわやかに微笑んだ。


つよピーがグランド側から出てきた
まーくんを見つけた。


「おう!!マサ!!」


「なんだ~リンゴちゃんと登校?
それはリンゴちゃん危険だな。」


「おまえだって危険だよ。」


「何が危険って?あ……
嫉妬されてるってことね。」


「そ~いうこと~
でもリンゴちゃんなら大丈夫
そう思って友達になったんだからさ。」

意味がわからず
頬だけが赤くなった。


「わかりやすいな~」
二人が爆笑した。


「なんか友達ってうれしくて……」


それもこんな友達に
なれそうもないような
お金持ちのイケメン二人・・・・


夢ならさめないで


イケメンに囲まれ
教室に入る幸せ・・・・・
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