どうして先生なの?


「いねぇよ」


そうボソッと言った。


「ふふふ」


あたしが笑うと先生は


「そんなに笑うと
メールも電話も
無視するぞ!

てか、りんだって
彼氏いないんだろ?」


「ごめん、せんせー
でも そんなの先生には
関係ないじゃんっ」


2人でノリツッコミ
みたいになった。


すると遠くから
あたしを呼ぶ声がした。



「りーーーん」


藍子だった。


「今から行くーーー」


あたしはそう叫んだ。


< 19 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop