優しい悪魔−マキコと和夫−
最終章 マキコと和夫
1,迷 い
マキコのアパートに帰ると、和夫はすぐに抱きついてきた。
「ちょっと待って。フトンしくから。」
「そんなん、いい!」
マキコは和夫を抑えて、フトンを出した。
「ちょっと待って、服も脱がないと。」
「オレが脱がしたるから、いい!」
和夫はそう言うと、広げてもいないフトンの上にマキコを押し倒して、抱きしめた。
メニュー
1,迷 い