笑いのわら人形
その1
「あ~!何なの?コイツ!」歩は呟いた。
一週間前から、いきなり現れた「コイツ」こと、
「しゃべるわら人形」に
歩は振り回されていた。
篠塚歩は今年、ペットの「トリマーの卵」として、専門学校に入学した、18歳。半年が過ぎ、学校にもなじんだ頃に、コイツがやってきた。
思い返せば、確かに私が原因で、私が悪いのかもしれない・・・。
でも「これは無いんじゃない?」と、お参りに行った、神社の神様を少し恨んだ。
歩は入学後、学年上の好みの先輩から「付き合わない?」と誘われた。
高校の時には言われた事の無い
コノ「砂糖にシロップをかけて、餡子で固めて、蜂蜜をかけた」様な、甘い言葉に舞い上がって
「人生、サイコー!」と心の中は、体操のバク転からムーンサルトを、決めていた。
一週間前から、いきなり現れた「コイツ」こと、
「しゃべるわら人形」に
歩は振り回されていた。
篠塚歩は今年、ペットの「トリマーの卵」として、専門学校に入学した、18歳。半年が過ぎ、学校にもなじんだ頃に、コイツがやってきた。
思い返せば、確かに私が原因で、私が悪いのかもしれない・・・。
でも「これは無いんじゃない?」と、お参りに行った、神社の神様を少し恨んだ。
歩は入学後、学年上の好みの先輩から「付き合わない?」と誘われた。
高校の時には言われた事の無い
コノ「砂糖にシロップをかけて、餡子で固めて、蜂蜜をかけた」様な、甘い言葉に舞い上がって
「人生、サイコー!」と心の中は、体操のバク転からムーンサルトを、決めていた。