笑いのわら人形
その4
「な~んか疲れてない?」
友人の洋子が声をかけてきた。
「ん~大丈夫だよ?」
寝不足気味の歩が答えた。
まさか友達に
「うちにわら人形が来てさ~」
などと言えない・・・
その日の座学は熟睡タイムに変わった。
自宅に帰り、今日はきっぱりと
ヤツに帰ってもらおうと、
早めに布団に入って寝る、歩。
目覚ましを夜中の12時にセットした。
時間になり、ぼ~っと飲み物を
飲みながら待っていると
「あ~!寝た!もう腐るくらい寝た!」
と、テーブルのヤツの声がした。
「あ、起きてたんですか?」
「なんか、悪いっスね」
別に待っていたい訳じゃないけど
時間限定ならしょうがない・・・。
「あのさ」
と、話を切り出した時に、
「あ、あゆみさんって呼んでいいっスか?」
とヤツが言葉をはさんだ。
友人の洋子が声をかけてきた。
「ん~大丈夫だよ?」
寝不足気味の歩が答えた。
まさか友達に
「うちにわら人形が来てさ~」
などと言えない・・・
その日の座学は熟睡タイムに変わった。
自宅に帰り、今日はきっぱりと
ヤツに帰ってもらおうと、
早めに布団に入って寝る、歩。
目覚ましを夜中の12時にセットした。
時間になり、ぼ~っと飲み物を
飲みながら待っていると
「あ~!寝た!もう腐るくらい寝た!」
と、テーブルのヤツの声がした。
「あ、起きてたんですか?」
「なんか、悪いっスね」
別に待っていたい訳じゃないけど
時間限定ならしょうがない・・・。
「あのさ」
と、話を切り出した時に、
「あ、あゆみさんって呼んでいいっスか?」
とヤツが言葉をはさんだ。