Once In a Lifetime Chance
「真琴!!」
海斗だ。久しぶりに2人だけで話すなあ。
誰もいなくなった教室で2人だけの空間
「んっ?どうしたの?」
「まぢデビューおめでと俺
ファン一号目なっ」
「いいよお!・・・ねえ海斗・・・」
もう思い切って聞こうと思った。
「お前の兄貴から聞いた。不安にさせてごめん
俺ちょっとまお前と話してなかったじゃん?
こんなに真琴傷つけた俺にはもう真琴守る
資格無いって思って・・・こうしてたら
自然消滅できるかなって・・・
でも無理だった。ほんとにごめん」
私の頬を一つの涙が滑り落ちていく。
「うんん。私だって海斗を疑ったりしてごめん」
その瞬間海斗は私を抱きしめて
かみつくようなキスをした。