Once In a Lifetime Chance

「えっ」

まるで気持ちが読まれてるみたいだった。

「お前のこと・・・」

おまえのこと・・・何???

続きが聞きたいよ










「なんもねぇ」

二人だけの教室に重い空気が流れた。

かばんを持って私を置いて教室を出ていく海斗。

「海斗っ!やぁっ!」

どさっ・・・

足がつかないのに急いでおりようとして足を挫いた。

「何してんだよ!!チビッ!!」

床に尻もちついてる私に駆けつけてくれた海斗が

急に愛おしくなって・・・抱きついてしまったぁ。。。

自分で何してるんだろ?って思っても海斗が私の腰にまわした

手のせいではなせなかったんだよ。

「彼女の話してるときだけ私の好きな笑顔じゃなかったから」

自然に涙があふれてきた。

「何でお前が泣くんだよ。関係ねぇだろ?」

確かに関係はないよね。でも私は海斗が[好き]だから

「私 会って1日目の人が好きになって・・・馬鹿だ。」

「じゃ 俺も馬鹿だな(苦笑)」

そう言ってまた抱きしめてくれた手はさっきより

強かった。



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