愛(殺)さなくてはならない人
『俺は日に日に罪の意識が強くなったんだ。怖くて怖くて家から出られなくなった。8年間全く時間が進まなかった…そんな時、母親が一枚の写真と手紙をドアの隙間から入れたんだ。親戚のやってるコンビニの…従業員が三人居たんだ。俺は光を見つけたんだ。玲子…君に恋をして俺はコンビニで働くために施設に入ったんだよ。』
だから何?

私はそんな事言われても動じない。

『辛かったね…佑介』
私は心の憎しみを抑え佑介の手を握った…

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