‡黒兎の仕事‡
「では、こちらのベッドでお休みになってください。目が覚めた頃にはきっと夢の中です。」
歩美「はーい。」
荷物をベッドの横に置き、歩美はベッドに横になった。
「ただ、一つだけ‥。夢の中で決して<<覚めなければいい>>と思わないように‥。」
歩美「はいはーい。」
適当に話を流し、目を閉じる。
歩美はすぐに眠りについた。
眠りについた歩美を見て、黒兎は行動に移す。
眠りについた歩美の頭の上に手を置き、黒兎は軽く目を瞑る。
事が終わったのか、そっと手を離す。
「‥行ってらっしゃいませ。」
黒兎は静かにその場を後にした。