恋するレンズのむこう
凛が少し拗ねてる。


『可愛いなあー凛はって思っただけ!』


「何それ。」


『好きだー!』


「あたしもー!」


そして顔を見合わせて2人は笑った。


大好きな甘いスイーツを食べながらたくさんガールズトークっていうやつをした。


スイーツを食べ終わってもずっと店内で盛り上がる。


店員さんの視線が痛い気もするけど平気。


凛と一緒なら全然平気。



『あ』


ふと目に入った時計。

凛もあたしの視線を追って見る。


「うわ、もうこんな時間なんだ。どうする?帰る?」


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